肩甲骨や骨盤と同じくらい重要な部分『胸郭』

肩甲骨や骨盤と同じくらい重要な部分『胸郭』

五十肩や腰痛の原因となる部分は、骨盤や肩甲骨だけではない!

腕を上げると肩の高さ辺りで痛みが出たり、しっかり上げることが出来ない場合、「肩甲骨の動きが悪いのではないか」と考える方はいらっしゃると思います。

また、腰をひねったり後ろに反らしたりすると痛い場合は、「骨盤が悪くなっているのでは」と考える方もいらっしゃるかと思います。

 

もちろん、どちらも間違ってはいません。

肩の動きが悪ければ肩甲骨を、腰痛があれば骨盤を疑うことは必要です。

しかし、その時に同じく確認すべきポイントがあります。

それが「胸郭」です!

 

胸郭とは

胸椎・肋骨・胸骨で構成された胸の骨格部分のことで、

  • 心臓や肺、食道などの内臓を保護する
  • 膨らんだり縮んだりすることで、呼吸を助ける

といった役割があります。

画像引用アプリ:VISIBLEBODY®

 

動きに特徴あり

胸郭の一部、肋骨は上方(第1~5肋骨)・下方(第6~10肋骨)・浮遊肋(第11・12肋骨)の3つに分けられ、それぞれ特徴的な動きをします。

  • 「ポンプハンドルモーション」:上方部の動きで、息を吸った時に前上方に引き上げます
  • 「バケツハンドルモーション」:下方部の動きで、息を吸った時に外上方に引き上げます
  • 「キャリパーモーション」:浮遊肋の動きで、息を吸った時に後外側に広がります

この肋骨の特徴的な動きが、胸郭の前後や横幅を広げて、大きな動きを可能にします!

 

胸郭の動きが悪いことによって起こること

先程あったように、胸郭は呼吸に大きく関わってきます。

胸郭の動きによって、肺が伸び縮みして、呼吸が行われます。

 

しかし、その動きが硬く、大きく動かせないと、呼吸は浅くなりがちです・・・。

特に、猫背姿勢を長時間続けている方は、胸郭を持ち上げて膨らませることが難しくなっていることが多いです。

呼吸が浅いと脳に十分な酸素が行き渡らず、頭がボーッとしたり、眠気が起きたりします

また、自律神経のバランスも崩れやすくなるため、頭痛や倦怠感などの自律神経失調症状が出現したり、免疫力の低下なども起こります。

 

そして、胸郭は肩や腰にも関係してきます。

猫背姿勢で胸郭が下がった状態だと腕は上げにくく、無理をすると肩への負担が増えます

(背中を丸めた姿勢と背筋を伸ばした姿勢で、腕を上げ比べてみてください。丸めた姿勢だと腕は上げにくくなりませんか?)

 

また、胸郭の動きが硬いと腰への負担が増え、腰痛の原因ともなります。

(腰痛でも、腰の上のほうが痛い場合は胸郭に、下のほうが痛い場合は骨盤に原因があることが多いです)

 

目立たないけど、重要なんです!

肩甲骨や骨盤に関する情報は多くあり、関心を持たれている方は多くいらっしゃいます。

しかし、胸郭に関する情報は少なく、まだまだ胸郭についてあまり意識したことがないという方が多いです

 

胸郭はあまり大きな動きがないので目立たないですが、非常に重要な部分です!

肩や腰ともつながってくる胸郭、一度見直してみませんか?

ご自身の胸郭が現在どういう状態か知りたい方、呼吸が浅い・腕が上げにくい・腰の上のほうが痛いという方は、ぜひ一度ご相談ください!

 

 


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