筋肉は【押す】だけではダメ!時には【引きはがす】ことも必要!

筋肉は【押す】だけではダメ!時には【引きはがす】ことも必要!

腕や腰・骨盤の動きに大きく関係する【広背筋】

 

上部写真の青く光っている部分が広背筋です。

腰背部にある大きな筋肉で、主に腕や腰・骨盤の動きに関係してきます。

この筋肉が硬くなり柔軟性が低下すると、五十肩や腰痛など様々な不調を引き起こす」と、以前投稿でご紹介させていただきました。

動きが悪いのは『ただ硬いから』だけじゃない!

広背筋は他の筋肉と交わる部分が多い筋肉です。

そして、筋肉と筋肉が交わる部分というのは組織同士の癒着が起こりやすい部分でもあります。

 

今回は、特に広背筋との癒着が起こりやすく、動きや姿勢にも大きく関係する部分を2ヶ所ご紹介します。

わきの下

 

緑の円で囲まれた付近で前鋸筋』という筋肉と癒着することが多いです。

前鋸筋は肋骨と肩甲骨をつなぐ筋肉で、肩甲骨を柔軟に動かすには必要不可欠な筋肉です!

その筋肉と癒着すると、肩甲骨の動きが悪くなるだけでなく、肩が前に出た姿勢=猫背の原因ともなります。

実際、

  • 肩から上になると、腕が上げにくくなる
  • 腕を後ろに伸ばすと痛みが走る
  • ボールを投げる時に、肩より上に肘が上がらない

などの症状を訴える方はこの部分での癒着が起こっていることが多いです。

お腹との間

 

この部分では外腹斜筋』という筋肉と癒着していることが多いです。

外腹斜筋は肋骨と骨盤をつなぐ筋肉で、体幹部を横に曲げたりひねったりする働きや背骨・骨盤を安定させるために必要な【腹圧】を高める働きもあります!

広背筋と癒着すると、体幹部の動きが悪くなったり、腹圧の低下による体幹部の不安定性を引き起こす原因ともなります。

 

癒着部分を引きはがして、よりスムーズな筋肉の動きを!

癒着が起こるとその部分の動き・伸び縮みが悪くなります

伸び縮みが悪い部分は血行不良が起こりやすく栄養が行き届かない・老廃物が溜まりやすくなります

結果、筋肉は硬くなり、筋肉全体の柔軟性も低下し、痛みや関節の可動域制限などを引き起こします・・・。

 

そういった結果を避けて、より良い動き・姿勢を手に入れるためには、【癒着部の引きはがし】が必要です!

癒着部は簡単に言うと「引っ付いている」わけですから、上から押しても取れません

筋肉同士の癒着であれば、その間に指を入れて、お互いを引き離すように力を加える必要があります。

 

みなさん、ご自身で行っているマッサージで、なんでもかんでも筋肉を押していませんか?

時には、【押す】だけでなく【引きはがす】必要もあるということを知っておいてくださいね!